同じ素材を使っていても、技法が変れば素材の違う声が聴こえてきます。
当アトリエで扱うキルンワーク(パートドヴェール技法、フュージング技法等)は、素材と作者の役割分担が
比較的はっきりしていますが、その点いわゆる吹きガラス技法は作者が素材の意思に踏み込みやすい
特徴を持っています。
私は外部講師として毎年いくつかの教育機関で吹きガラス技法を取り入れた集中講義を行っています。
その内の一校、東京ガラス工芸研究所が配信するブログの中で、私の吹きガラス授業の様子を紹介して頂きました。
普段アトリエで学んで頂いているキルンワークとは違うガラスの一面を垣間見ることができるかもしれません。
ご興味がありましたら見て下さい。
● 東京ガラス工芸研究所公式ブログへのリンク(解凍ガラスプロジェクト 馬場淳一郎) ⇒
東京ガラス工芸研究所は、長年ガラス作家を育てる教育機関として多くの作家を世に送り出してきた学校です。
吹きガラスの体験レッスンもやっていますので、ご興味がありましたら一度問い合わせてみては如何でしょうか?
● ガラス工芸 豆知識 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日々の暮らしの中で広く使われているガラスですが、多彩な表情を持っていることは意外と知られていません。
当アトリエで扱うキルンワーク技法( パート・ド・ヴェール、フュージング、スランピング、エナメル絵付け )は
そんな多彩なガラスの魅力を、どなたでも身近に体感できるガラス工芸技法の一つです。
ガラスは決して扱うのが難しい素材ではありません。 作者の自由な感性に正直に応えてくれるとても素直な素材です。
『 窯の中で焼いてみるまでわからない 』・・・、 そんな期待感に満ちた多くの発見を楽しむ時間を、
ご自身のライフワークの一つとして、休日のひと時に取り入れてみてはいかがでしょうか。
● パート・ド・ヴェール 豆知識 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトリエで扱う技法の一つ、パート・ド・ヴェールによる作品を、普段日常の中で見かけることはあまりありません。
生産効率等のコスト面から、吹きガラスやバーナーワークとよばれる技法で作られるガラスが広く知られています。
では、なぜパート・ド・ヴェールに魅了される方が多くいるのでしょうか? その理由の一つとして、
そのゆっくりと進む制作スピードが、人の心の動きの速さにどこか似ており、温か味を感じられるからなのかもしれません。
時間に追われることなく、ご自身のペースで集中できるパート・ド・ヴェールを、日常の一コマに取り入れてみては如何でしょうか?
● フュージング 豆知識 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトリエで扱う技法の一つ、フュージングは、繊細なアクセサリーから大型パネル作品まで、
主に2次元表現を楽しむことのできる技法です。ガラスを、塗り絵感覚で直観的に組み合わせてゆけるプロセスに
魅力を感じる方も多いようです。パート・ド・ヴェールと同様そのゆっくりと進む制作過程の中で、
立ち止まったり、考えてみたり、休んでみたり・・・作者の心の動きのペースで進めてゆけるのも魅力の一つです。
高温焼成が生み出すガラスの自然な姿を、フュージング技法を通して作品に取り入れてみてはいかがでしょうか。
最終更新日 2021年1月17日
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